大阪・関西万博 建築視察研修レポート

弊社では、建築視察研修旅行として、大阪・関西万博へ行く機会をいただきました。

万博のシンボルである大屋根リングは、ギネス世界記録に登録されているだけの迫力に圧倒されました。

また、岡山県産のスギやヒノキなどの集成材やCLT材が多く使われており岡山県民として、とても誇らしく思いました。

パビリオンの抽選は見事に外れ、希望した国のパビリオンには入れませんでしたが、北欧館、フランス、アゼルバイジャン、夜の地球、スペイン、 アラブ首長国連邦、NTT Pavilionなど、多様なパビリオンに入ることができました。中でもアラブ首長国連邦(UAE)のパビリオンは、天井が高く開放感があり、16メートルある柱が90本も並ぶ別世界のような空間でした。その柱から漂うナツメヤシ(デーツ)の甘い香りが特に印象に残っています。

null²は、落合陽一氏が手掛けられたパビリオンですが、「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマに沿い、振動や音などを使って建物自体でいのちについて表現されていました。今回は入場することが叶いませんでしたが、外から眺めるだけでも大きな関心を持ちました。万博の閉幕後は、新たな場所へ形を変え移転することが決まっており、今後の展開に期待が高まります。

今回の研修を活かし、設計の表現力を高めていきます。